Makeの無料プランは、月1,000クレジット。AutomaNoteで実際に組んだ自動化は1回の実行で3クレジットだったので、単純に割ると月に約333回動かせる計算です。
つまり1日10回動かしても余ります。「無料だとすぐ足りなくなるのでは」と身構えていた人は、たぶん拍子抜けします。
ただし、無料プランで最初にぶつかる壁は、実はクレジットではありません。そこも含めて、公式の条件と実測値の両方を書きます。
Makeの無料プランで何がどこまでできるのか、実際の数字で判断できるようになります。
- 無料プランの制限(クレジット・シナリオ数・実行間隔ほか)
- 実際に動かしたときのクレジット消費量
- 最初にぶつかるのはクレジットではないという話
- 有料プランに上げるべきタイミング
ノート


Makeの料金プラン(2026年9月5日時点)
まず全体像です。月払いの場合の金額です。
| プラン | 月額 | クレジット | アクティブシナリオ | 最短実行間隔 |
|---|---|---|---|---|
| Free | 0ドル | 月1,000 | 2個まで | 15分 |
| Core | 12ドル | 月10,000 | 無制限 | 1分 |
| Pro | 21ドル | 月10,000 | 無制限 | 1分 |
| Teams | 38ドル | 月10,000 | 無制限 | 1分 |
年払いにすると15%以上安くなります。CoreとProはクレジット数が同じで、違いは実行の優先度やログの検索機能です。






無料プランの制限をぜんぶ並べる
料金ページに書かれている無料プランの条件です。クレジット以外にもいくつかあります。
- クレジット:月1,000
- アクティブなシナリオ:2個まで
- 最短実行間隔:15分
- 1回の最大実行時間:5分
- 最大ファイルサイズ:5MB
- データ転送量:512MB
- 実行ログの保持期間:7日間
- API呼び出し:1分あたり60回まで
無料プランに利用期限はありません。トライアルではなく、ずっと無料で使い続けられます。
実際に動かすと何クレジット減るのか
ここからが実測です。AutomaNoteで作った「スプレッドシートに行が追加されたらGmailを送る」という自動化で計測しました。
| 項目 | 結果 |
|---|---|
| シナリオの構成 | 3モジュール(行を読む/メール送信/結果を書き戻す) |
| 1回の正常処理 | 3オペレーション/3クレジット |
| 月1,000クレジットで動く回数 | 約333回 |
モジュールが1回動くごとに1クレジット、というのが基本です。だから「1回の処理で動くモジュール数 × 月の実行回数」で見積もれます。






ただし注意点があります。AI関連の機能を使うモジュールは、消費の仕方が違う場合があります。実際の数字は、Makeの「History」画面で1回ごとの消費量を確認するのが確実です。
本当に最初にぶつかる壁は「シナリオ2個まで」
ここが一番伝えたいところです。
無料プランで最初に困るのは、クレジットではなくアクティブなシナリオが2個までという制限のほうです。
1,000クレジットは、上で見たとおり333回ぶん。ちょっと試す程度なら、1ヶ月かけても使い切りません。一方で自動化は楽しくなってくると増えます。メール送信を作って、次にネタ収集を作って、その次に通知を作って……と3つ目に手を伸ばしたところで止まります。









つまり3つ以上を常時動かしたくなったときが、有料を考えるタイミングです。作った数ではありません。ここを勘違いすると、必要ないのに課金してしまいます。
15分間隔が向かない用途
無料プランのスケジュール実行は、最短で15分おきです。これが問題になるかどうかは、用途で分かれます。
15分で困らないもの
- 問い合わせの受付メール(数分の遅れは許容される)
- 納期や投稿予定のリマインド
- 日次・週次の集計や通知
- 記事ネタの収集
15分だと厳しいもの
- フォーム送信の直後に届いてほしい確認メール
- 在庫や予約のリアルタイム反映
- チャットの即時応答



なお、Webhook(外部から呼び出す仕組み)を使う場合は、この15分の制約を受けずに即時実行できます。スケジュール実行だけの話です。
見落としやすい制限が2つ
あまり触れられませんが、後から効いてくるものです。
実行ログが7日で消える
無料プランでは、実行の履歴が7日間しか残りません。「先月おかしな動きをしていた気がする」と思っても、遡れません。
対策としては、シナリオの中で結果をスプレッドシートに書き戻しておくことです。AutomaNoteのレシピで「送信済み」と日時をシートに記録しているのは、二重送信を防ぐためでもありますが、自前のログを残す意味もあります。






1回の実行が5分で打ち切られる
処理に5分以上かかるシナリオは、途中で止まります。大量の行をまとめて処理しようとすると当たります。
回避するには、1回あたりの処理件数を絞って、こまめに動かす設計にします。
有料に上げるべきタイミング
無料のまま粘るべきか、上げるべきか。判断はこの3つで足ります。
- 3つ以上のシナリオを同時に動かしたい → 上げる
- 15分では遅い用途が出てきた → 上げる
- 月1,000クレジットを使い切るようになった → 上げる
逆に言えば、このどれにも当てはまらないうちは無料で問題ありません。先に課金してから使い道を考えるのは、いちばんもったいないパターンです。






まとめ
- 無料プランは月1,000クレジット。3モジュール構成なら約333回ぶん
- 最初にぶつかるのはクレジットではなく「アクティブなシナリオ2個」
- 作った数ではなく、同時に動かす数が制限される
- ログは7日で消えるので、大事な記録は自分のシートに残す
- 3つ同時に動かしたくなったら、有料を検討する
料金や制限は変わることがあります。この記事は2026年9月5日にMake公式の料金ページで確認した内容です。始める前に最新の条件を確認してください。
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数字だけ確認したいときはMakeの数値まとめとよくある質問22に早見表があります。読む順番に迷ったらはじめての方へ|AutomaNoteの歩き方をどうぞ。
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